この記事ではいい自転車を買って、
自転車を趣味にしてみたいなーというライトな層に向けて
リアルな自転車の選び方を紹介します。
どこからも金もらってないので正直に自分の思ったことを書きます。
- 最強のロードバイクの選び方。
- ステップ1:まずはスポーツ自転車に試乗しよう!
- ステップ2:スポーツ自転車の用途を決めよう!
- ステップ3:用途に合ったスポーツ自転車を選択しよう!
- ステップ4:そして風になる。
- まとめ
- 予告
最強のロードバイクの選び方。
20万前後のフルカーボンロードバイク
105完成車を買えば大体何でもできるよ!(ゲス顔)
・・・と言われても何言ってんのかさっぱりって方のためにこの記事を書きました。
あ、でも上のやつは本気でそう思ってます。
完成車、ヘルメット、ペダル(完成車と言いつつついていないことが多い)ライト等のアクセサリーを買って、
トータルで25万ぐらいかな。
初めての趣味にいきなり予算25万ぐらい用意できるブルジョワジーは25万握りしめて
自転車の魅力にはまればもれなく幸せになれます。
でもこれから自転車を始めたいなーって人の多くは
そんな金額いきなり出せませんよね?
これからなるべくコストを抑えて
幸せになるための自転車の選び方をお伝えします。
ステップ1:まずはスポーツ自転車に試乗しよう!
自転車っていう趣味は非常に魅力的なんですが、
いかんせん初期費用がかかってしまうのが玉に瑕。
最大限安く始めようとしても8~10万近くはかかってしまうもんなんです。
趣味の初期費用としては高めなので
何も知らずにポンとは出せません・・・よね?(信じてるぜ)
ですのでまずは自転車の魅力を知るために試乗しましょう。
業界大手のワイズロードやセオサイクルなど、
スポーツサイクルを扱っているお店に問い合わせれば
大体試乗車があるので活用してみてください。
ママチャリにしか乗ったことのない方は大なり小なり衝撃を受けると思います。
ここであんまり大したことねぇなとか、バイクの方が良いなぁってなったり、
この快感に10万以上は出せないって方は
無理に始める必要はないので回れ右ができます!
試乗ってすごい。
正直しばらくの間試乗荒らしみたいに
試乗しまくるのもアリだと思います。(お店の迷惑にならない程度で)
そうすると価格で何が変わってくるかが
「言葉」でなく「心」で理解出来るようになってきます。
ステップ2:スポーツ自転車の用途を決めよう!
試乗した後で何に自転車を使うか決めましょう。
- ダイエット
- 通勤・通学
- おいしいものを求めてグルメライド
- 100キロを超えるロングライド
- レース出場
等々。
極論を言えばどんな自転車を買っても上記のことはできます。
最後にモノを言うのは己の脚力だからです。(本当に極論)
ですが向き不向きというものがあります。
それを次のステップで説明しましょう。
ステップ3:用途に合ったスポーツ自転車を選択しよう!
クロスバイク
通勤通学、普段使いにお勧め。
車体金額は5万から8万程度。中古で探せば4万程度もあるかな?
上を見れば30万なんてのもあるけど
個人的にはそれだったらロード買ったら?って感じ。
私の場合でも最初は5万のクロスバイクを乗り倒していじり倒しました。
ヘルメットとアクセサリー類をそろえても10万以下で始められたと思います。
メリット
・(ロードに比べて)安い。
・乗車姿勢の前傾がきつくない為、短距離なら楽な姿勢で乗れる。
・(ロードに比べて)ギヤの選択肢が多い(前3枚、後ろ8枚)ので
よっぽどきつい坂でもない限り、脚に自信がなくても登れる。
(ただしスピードは出ない)
デメリット
・(ロードに比べて)車体が重いため、加速と登坂スピードが弱い。
・(ロードに比べて)乗車姿勢の前傾がきつくない為、
強風時に風をまともに受けてしまう。
・ハンドルがまっすぐの棒なので1つの握り方しかできず、
姿勢を維持することに疲れてしまう。
ロードバイク
2~30キロ以上の距離を多く走る予定があるならロード。
レースやロングライドイベントに出る場合もロードの方が適している。
ダイエットや運動の観点から見ても全身の筋力を使うロードの方がおすすめ。
車体価格は8万から100万以上まで
上は見たらキリがない。
フレーム等の材質と構成パーツのグレードでおおよその価格が決まります。
(+メーカーのブランド価格って感じです。)
メリット
・重量の軽さとパーツの精度が高いことによる走行性能。
一般的な成人男性が普通にこげば時速30キロ前後は出る。登坂も強い。
・乗車姿勢が脚力だけではなく、
全身の筋力を使ってペダルを回せる構造になっているため、長距離に強い。
・ロードバイクの特徴の1つであるドロップハンドルにより、
状況に応じて様々な乗車姿勢が取れるため疲れにくい。
デメリット
・価格が高め
・軽すぎてスタンドで自立させて停めておくと風程度で簡単に倒れる。
(だからあまりロードにはスタンドを付けなかったりする。)
・軽すぎてカギをつけてても抱えて簡単に盗難されてしまう。
参考までに私のスポーツ自転車遍歴
私は3年クロスバイクに乗り、
ロードに乗ってた友人とロングライドして速度差に唖然としたり、
コケて肘の骨をおり、救急病院のお医者様に
「クロスなんか乗ってるから怪我するんだ。ロード乗れ、ロード。」(ひでえ)
と言われたりという経験を経て、カーボン製ロードに乗り換えました。
乗換後はクロスにほとんど乗っていません。
じゃあクロスバイクは無駄だったのかというとそうでもないです。
メンテナンスはクロスバイクで覚えましたし、
コケたときもアルミ製の頑丈なフレームは曲がることなく、
少し傷がついた程度でした。
これがカーボン製ロードならメンテナンスも気を使いますし、
コケたときは肘とともにフレームも粉砕していたことでしょう。
最初の1台はクロスバイクか、アルミ製のロードバイクがいいと思います。
今だったらアルミ製のロードバイクで始めるかな・・・。
ステップ4:そして風になる。
買ったらめちゃくちゃ乗ってください。もう乗り倒して下さい。
自転車のいいところは車やバイクと違って、
時速40キロ出したり、200キロ走破したりといったことが
自分の力だけで達成できるところです。
自転車はあくまでも自分の力を増幅してくれるツールでしかないので、
重要なのは自分の力(エンジン)です。
ぜひ自分のポテンシャルで風になってください。
まとめ
①金持ちは25万握りしめてフルカーボン105搭載車買えば幸せ。
②おすすめは10万前後のアルミ製ロード。
③10万は出せないけど自転車を趣味にしたいならクロスバイク。
(でもハマったらロードほしくなるよ)
④何を買ってもエンジンは自分!!
予告
スポーツ自転車を買った後の懸念の解消法!。(アクセサリー・保管方法もろもろ)
ほんじゃまた